2021年10月21日、石川遼さんでお馴染みのスピードラーニングが事業を終了していたことが発表されました。
その理由は「諸般の事情」とのことですが、本当の理由は何なのか気になりますよね。
そこでこの記事では、なぜスピードラーニングの事業が終了してしまったのか調査して参りましたのでご紹介していきたいと思います。
それではゆっくりご覧になってくださいね。
目次
スピードラーニングが終了した本当の理由とは?原因は業績悪化?
スピードラーニングの事業が終了した理由は3つ考えられます。
- 評判が悪かった
- 英語を学べる環境が増えた
- コンテンツが古い
簡潔にまとめると「業績悪化」ですね。
事業終了の理由①評判が悪かった
スピードラーニングは「聞き流すだけで英語が話せる」というキャッチコピーが売りでした。
当時石川遼さんが受講しているということも話題になり、CMなどで大きく宣伝していたのを思い出しますが、その過剰な宣伝効果で100万人以上の受講者数を突破しています。
女優の米倉涼子さんも起用されていましたね。
しかし正直なところ、「かなり騙されている消費者が多い」という印象が当時はありました。
実際の利用者からは、「聞くだけで英語が話せるわけがない」といった口コミが相次ぎ、その評判が広がっていき騙される消費者が少なくなったのではないでしょうか。
とは言え、スピードラーニングのおかげで英語が話せるようになったという人がいるのも事実。
評判を調べるとその評価はかなり極端なものでした。
事業終了の理由②英語を学べる環境が増えた
スピードラーニングが始まった1989年に比べて現在は英語を学べる環境がかなり増えてきています。
それはSNSの普及が大きく影響していると考えられます。
日本のSNS利用者数は年々増加傾向にあり、今ではYoutubeなどで有料級の英会話を学べる動画が配信されている時代です。
小学校の話をすると、2000年初期は小学5、6年生を対象に英語学習が行われていましたが、現在は3年生から必修化しています。
また1年生から英語学習を設ける学校も増えてきています。
昔に比べて英語を学べる環境が増えたこと、そして手軽に学べるようになったことも理由の1つではないでしょうか。
事業終了の理由③コンテンツが古い
スピードラーニングは2020年10月までCD版のみの販売でした。
今の時代「CDを売る」というのはかなり古いですよね。
CDを聞くにはパソコンなど再生機器が必要ですし、通勤時などの合間に学習するとなるとかなり手間です。
しかもスピードラーニングは初回無料CDに有料CDが梱包されてきます。
この有料CDは不要の場合、期間内に返送しないと料金が請求されるシステムでした。
最近までこのような詐欺まがいのようなビジネスモデルを続けていたのはある意味偉業ですが、やはりやり方が古すぎます。
アプリ版に移行するタイミングも2020年終わりごろとかなり遅かったように思いますし、時代に合わせず何も変化してこなかったことが敗因でしょう。
まとめ
さて、ここまでご覧いただきありがとうございました。
今回はスピードラーニングはなぜ終了したのか理由についてご紹介させていただきました。
理由は「業績悪化」で、その原因は
- 評判が悪かった
- 英語を学べる環境が増えた
- コンテンツが古い
が考えられます。
とは言えよくここまで長く販売を続けていられたなと思いますね。
やはり最初の宣伝効果が根強く広がっていたのでしょうか。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました。